フローティング木枠
(特寸サイズ)
作品に合わせて、カスタムオーダーでご購入いただけます。
フローティング木枠とは
海外では『フローター』や『ギャラリーラップ』などと呼ばれることもあります。
もともとは作品を展示したときに壁面から浮き上がって見える効果をねらった木枠です。
しかし、近年は印刷された作品を張りこみ木枠の裏で固定する方法(ギャラリーラップ)で作品を展示することが増え、それと同様に作家も製作の後側面を白いままに額縁を着けず展示することが多くなってきております。
側面に描画することもでき、厚みを利用した様々な表現方法に用いられています。
親木組み方と桟木の役目
木枠の四辺を親木といいます。
親木は短手を長手の外に出す組方にしています。
これは、慣性モーメントによるねじれをなるべく押え、平らな組手にするためです。
キャンバスを机の上に置いた時も、一つの隅が浮いてカタカタいう事はありません。
短手を外に出し、長手と短手の寸法差をなるべく小さくしています。
親木の剛性を保持するための四辺内部の補助木を桟木といいます。
桟木の交差部に2mmの段差をつけた組方にしています。
これは画面の接触を想定し、筆やナイフが引っ掛かってしまうのを防ぐ為の工夫です。
マルオカ工業だけのオリジナル仕様
親木の組み手部分に斜めの切り込みをつけています。
これらは、張られたキャンバスが木枠を上部方向に引張る力を抑えるためのものです。
キャンバスを強く張っても画枠がねじれる事はありません。
長手の長さによって枠厚(36mm,46mm,56mm)が変わります。
長手:90mm〜727mm | ①巾36mm×枠厚36mm |
---|---|
長手:728mm〜1303mm | ②巾36mm×枠厚46mm |
長手:1304mm〜1940mm | ③巾36mm×枠厚56mm |
長手:1941mm〜3333mm | ③巾56mm×枠厚56mm |
特寸サイズのフローティング木枠についてのお電話でのお問合せは
お問合せ時間
9:00〜17:00(土・日・祝除く)
こだわりの自社乾燥
天然乾燥と人口乾燥の組み合わせでより安定した材料に仕上げて使用しております。
含水率を12%以下にすることは勿論、ソリや曲がりを矯正しながら乾燥することで、より直進性を追及できる材料に仕上げております。
木工加工
弊社で使用する加工用の刃物は基本的に自社にて研磨して切削加工の制度を保っております。『木工の基本は刃物から』の教えを守り、材料もできる限り柾目取りを心掛けております。
0.03㎜の調整
刃物を自社で研磨することによってこだわることが可能となる組み手の交差。何度も研磨された刃物でも、組み手の固さが同じに仕上がるように刃物の組み合わせには0.03㎜の間座で調整しております。
厚みがあるので壁にかけたとき飛び出して見える。また、側面を使った3D製作も出来ます。また、側面を使うためキャンバスを張る釘は裏面に打ちます。
本格派の方におすすめ!
フローティングキャンバスの
張り方
木枠の組み立て方からキャンバスの張り方まで
長手の長さによって枠厚(36mm,46mm,56mm)が変わります。
長手:100mm〜727mm | ①巾36mm×枠厚36mm |
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長手:728mm〜1303mm | ②巾36mm×枠厚46mm |
長手:1304mm〜1940mm | ③巾36mm×枠厚56mm |
長手:1941mm〜3333mm | ③巾56mm×枠厚56mm |
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日本一の木枠製造
マルオカ工業ECショップ
今では、「木枠のマルオカ」と言われるまでになり、お客様にご愛顧いただいております。
今後とも引き続きお客様の信頼を裏切らぬよう、より一層努力してまいります。